そもそも「エネルギー・資源・食料」とは
2016年8月6日(土)
13:30〜17:00
17:30〜 交流会・ダイアログ
そもそも談義とは?
今こそ、本当の価値についての話をしよう。
若年層の人口が急速に減少し、経済活動が縮小していく「収縮する時代」に入った日本。
これからを生きる私たちにとって、幸せな未来を手に入れる鍵となるのは、貨幣や物質ではなく、
自然との関係や人間同士の関係に重きをおいた新しい価値観なのではないでしょうか。
そもそも談義は、この新しい価値観に沿ったこれからの社会の在り方、暮らし方を模索するために、
まずは今の時代を解明しようという企画です。
「近代は、人間が、幸せや自由を追求した結果、不幸せになった時代」という現状認識に立った上で、
その原因は何か、そもそも人間や社会、幸せとは何か、という本質を探求していきます。
今回のテーマは「エネルギー・資源・食料」
「エネルギーと資源と食料」と人間の歴史の関係は、密接にある。
火を偶然に使い始めた人類は、肉を食べやすくし、保存する技術を身につけ、
食べることが出来なかったアクの強い植物も煮炊きすることで食べることが出来るようになり、
銅や青銅そして鉄を加工することで、食料確保はしやすくなり、
住居も作りやすくする道具を発明し、人間社会を地球上に広げていった。
動物は、自然環境に身体を合わせていく。
生息環境にあった食料に合わせ、口の形態や内臓の機能を生み出し、
住処に合わせ、身体を進化させて多様性を生み出した。
その中で、人類だけが自然環境を自分たちに合わせて変える技術を持って、
自然環境を変えていった。
人間に都合の良い生息環境を作っていった。
だから、地球上に人類は生息域を広げることが出来た。
今後人類は、人口増加に対応するため、限りある「エネルギー・資源・食料」に対しどのように技術を駆使し、生息域を作り出すのだろうか?
その時、自然環境をどのように変化させるのだろうか?
そして、それは進化と呼べるものなのか?
人類が人間として、社会を形成してきた歴史を紐解きながら、
未来に向けて人間がどのような生息環境を作る動物なのか?を皆さんと談義してみたい。スピーカー
Speaker
熊野 英介 氏
Eisuke Kumano
当財団代表理事。アミタホールディングス株式会社代表取締役。一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク副代表理事。東北大学非常勤講師。
著書:『思考するカンパニー』(幻冬舎)、『自然産業の世紀』アミタ持続可能経済研究所共著(創森社)。イベント概要
タイムテーブル
13:30-13:35 挨拶
13:35-14:15 スピーカーより「エネルギー・資源・食料」について
14:15-14:30 モデレーターより質問
14:30-15:00 スピーカーと参加者のダイアログ
15:00-15:45 グループダイアログ
15:45-16:00 休憩
16:00-16:30 スピーカーとグループのダイアログ
16:30-17:00 全体ダイアログ
<交流会>
17:00-18:00 食事・休憩
18:00-20:00 ダイアログ(途中退出が可能です)
過去のそもそも談義はこちら
そもそも「自由・平等」とは?
5/14(土)に開催された過去のそもそも談義はこちら
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